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米国株の見通しは暗いのか

米国株の見通しは暗い?

 米国はこの10年目覚ましい経済成長を遂げてきました。他の先進諸国が軒並み高齢化に苦しみ、そして産業の硬直化から逃れられない中、出色と言ってよいでしょう。その原動力になったのはIT産業に他なりません。

 

 多くの期待を集め、ITバブルを引き起こしたのが2000年です。appleにしてもGoogleにしてもMicrosoftにしてもPERでは過熱感はなく、株価の妥当性は増しています。そういう意味では実態の伴った成長が株価をけん引してきたと言えます。

 

 雇用統計など見ても、この数十年来で最高レベルにあります。GDPなどの経済指標もそうですね。企業決算もおおむね良く、死角はほとんどないと言ってよいでしょう。

 

 しかし、バブルというのは楽観の中で生まれます。そういう意味ではFF金利の切り上げというのは妥当性があり、金融を引き締めていくというのは長期的な視点に立ってみると良いことです。

 

 2018年に入り、金利上昇の影響が株価に反映され始めています。これは調整の始まりなのでしょうか。だとすると、私たちはどのような投資行動を取ればよいのでしょうか。今回はこのことに関してご質問をいただいています。

米国株の見通しが暗いとするならば、積み立ての意味はあるのか

たぱぞう様初めまして

 いつも拝読させていただいております。kouと申します。

 

 私は妻と積み立てニーサで楽天VTIを月6.5万、ウェルスナビで月3万を去年より積み立てております。たぱぞうさんはアメリカ株が暴落し長期に渡って下落相場が続くと考える場合でもドルコスト平均法に基づき淡々と積み立てますか?

 

 仮に下落相場が10年20年続くなら積み立てはどんどんジリ貧になると思います。というのも、とあるブログを拝見しまして、端的にいうとアメリカのバブル景気は崩壊しこれからは長期に渡って下落相場が続くという考えが語られておりました。

 

 アメリカが利上げとバランスシート縮小という金融引き締め政策によって世界の金融市場から資金を引き揚げており、最初に新興国が暴落し最後にはアメリカ株が暴落する。

 

 金融引き締め相場では高リスク資産から順番に下落していく。リーマンショック以来長く続いた上昇相場も終焉し暗黒な時代がやってくる。量的緩和によって暴騰した株は引き締めによって同じくくらい暴落しなきゃ理屈が通らない。とあります。

 

 もし下落相場に入り株価の低迷が失われた20年のように続くのであれば、今の投信をすべて売りベア型の投資信託を買うという考えもあります。このままVTIの積み立て投資を淡々と行っていても良いのでしょうか?

 

 お時間がございましたら今後の見通しと対策についてアドバイスいただければ幸いです。

米国株の見通しは決して暗いものではない

 まず、金融引き締めは持続可能な経済成長に行われるという点は押さえておきたいですね。つまり、株価や地価を下げて、過熱した経済を冷やすということです。投資家に意地悪をしようというわけではないですね(笑)

 

 先進諸国の金利がなかなか上げられないのに対して、米国は金利を引き上げてきています。これはとりもなおさず、米国の経済が強く、金融政策がまだまだ機能していることの証左です。不況時の選択肢を増やすことになります。

 

 過熱感のある相場は冷やして適正な水準に戻さなくてはいけません。しかし、この過熱感というのは、市場に参加しているときはなかなかわかりにくいものです。気が付くとゆでガエルになっているのです。プロでもそうです。

 

 ですから、適度に景気を冷やす昨今の金利上昇はリーマンショックの反省を十分に踏まえた適切な判断と言えるでしょう。とはいえ、金融政策が明らかに変化したわけですから、私たち個人投資家は従前とは違う投資行動を取る必要があります。

 

 それは、全力一括集中投資を避けるということです。センスがあれば、ボラティリティが高まるので、大きく資産を増やす可能性があります。しかし、ほとんどの人はやられます。

 

 逆に言うと、無理のない範囲でのドルコスト平均法ならば過度に気にする必要はありません。下がっているときも機械的に買えるわけですから、淡々と続けていけばよいのです。米国株に関しては、長期で見れば私は心配無いと思っています。全く参加しないという選択肢も無いのです。

 

 短期では別です。おっしゃるように、新興国株、高配当株、IT株と徐々に影響が広がっているのは注目されてよいでしょう。

 

 また、給与に対して資産が大きい場合は、アセットのバランスやポジションを見直しても良いでしょう。私が記事として、このごろ従来以上に太陽光や不動産、民泊、仮想通貨、そういったものに言及しているのはそういうことです。

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 もし、大きなリセッションがくれば、良くも悪くも多くの人の人生を変えることでしょう。良くも悪くもです。良い方向に作用させるためには、そうなる前に備えておかなくてはいけません。

 

 適切なポジションで追加投資。これはいつの時代も変わりません。良いものを、続けて長く持ち続ければよいのです。

 

関連記事です。

  2018年は2月と10月に大きな下落の波がありました。個人的にはよい調整だったと思っています。年に数回こういうことがあるほうがいいですね。冷やし玉です。

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  景気が悪くなるならば、手元の現金は割安なアセットに投資できるという強みがあります。いずれにせよ、無理して返済しなくてもよいですね。

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 こちらも併せてお読みいただければと思います。株に関して、特にインデックスに関しては米国株、米国株インデックスが最も手堅いです。経済成長と指数の相関性は非常に大事です。

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Source: たぱぞうの米国株投資
米国株の見通しは暗いのか

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