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投資の第一歩は節税枠を埋めることから

感受性の高い荒れる相場

 昨今の相場は感受性が非常に高く、決算によって大きく上下動します。企業のファンダメンタルズは3ヶ月の決算程度で劇的に変わるわけではありません。にもかかわらず、Amazonが大きく動揺し、Microsoftが上げる、AT&Tが、エヌビディアが・・・。激しい上下動を繰り返しています。

 

 これは市場全体が疑心暗鬼になっているからにほかなりません。リーマンショックから10年を経ましたが、忘れているわけではなく、強烈に機関も個人も覚えているということでしょう。

 

 個別の売上や利益よりも成長性に少しでも疑義が付けば大きく売られます。12月にFRBが金利を上げるかどうかは注目されて良いですが、いずれにしても下げることはないでしょう。

 

 そういう意味ではこのボラタイルな相場は暫く続くと考えた方が良いです。しかしながら、2016年以降上げ続けてきましたから、このあたりで調整を入れたほうが息の長い相場になる可能性があります。

 

 個別株を売買する人にとっては楽しくもあり、ハラハラする展開です。しかし、ドルコスト平均法でコツコツ買っている人にとっては全く気にする必要はありません。決められた額をコツコツ積みましていけば良いのです。

 

 短期中期の人は違います。もしかすると今の上下動は逃げ場かもしれないということです。大きな下げ相場の前は割りとこのような上下動の激しい「逃げ場」があります。あるいは、さらに次に上げるための調整に過ぎないのかもしれません。それならば買い増しということになります。

 

 ポジションを取りすぎている人はリスクが自分の許容に見合ったものか、改めて考えてみるとよいでしょう。さて、こうしたことを踏まえて、ご質問を紹介します。

これからの積立投資戦略で迷いがあります。

 初めまして、Rと申します。私は34歳会社員で投資歴は約2年です、今後の投資方針について質問させて下さい!

 

 家族構成は私と妻32歳、4才と1才の子供の4人家族です。資産は全部で約1000万円ですが、妻の現金預金と子供の教育費の貯蓄が500万、私の預金が250万金融商品が250万です。

 住宅ローンを組んでいますが、住宅ローン控除があるうちは積極的な繰り上げ返済はしないつもりです。

 

 証券会社は楽天証券と松井証券を使っています。金融商品の内訳ですが、国内株式(ほとんどETF、半分が1557です。

  • 投資信託50万
  • 個人向け国債100万
  • 生命保険会社で年利1.5%ぐらいで契約した商品が50万(これは必要な時はいつでも解約していいと思ってます)

 ETFは今年2月、3月と先日のリセッション時に少し追加購入する程度で基本は放置です。

  • 投資信託はidecoで楽天VTIをMAX1.2万円
  • 積み立てNISAで楽天VTIを1.2万円
  • 楽天VTを8000円毎月積み立てています。

 それと追加購入用のヘソクリが50万ありますがただ置いておくのも、もったいないので米ドル建てMMFを少しずつ買って長期で置いておく予定です(VYMを買って長期保有するか検討中)

 

 一つ問題があり、私の妻は投資=危険という考えで銀行預金信者です、個人向け国債でさえ最初は反対されました。

 少しずつ説明して理解を求めていますが、かなり時間がかかりそうなので私の預貯金から投資になかなか資金を回せません。

 現状は月2万のお小遣いを全部積み立てNISAに回しているだけでまとまった定期的な投資資金がありません。

 

 最初は国際分散投資だ!と思いましたが運用額が少ないので今後の投資対象は、アメリカの株式100%でいいと考えています。楽天VITなどの投資信託の購入額をもっと増やすか(まずは積み立てNISA枠を埋める)

 低信託報酬が魅力のバンガードETFを1100ドルぐらいで定期的に買い付けるのかを悩んでいます。ごちゃごちゃした文章になってしまいましたが、よろしくお願いします。

投資の第一歩は節税枠を埋めることから

 奥さんとご自分のつみたてNISA枠、それからイデコの枠を使い切るのが基本になりますね。答えは明確です。節税枠も利回りに含めれば、それなりの上振れが期待できるからです。

 

 楽天VTIやeMaxis SlimのS&P500を中心に組み立てるというのも間違いのないところです。これは国際分散投資思考ならば、MSCIコクサイやVT、あるいは全世界という志向になるのでしょう。

 

 ただ、少々付言しますとこの10年の米国を除く先進国の株価成長率は日本以下でした。新興国も2017年を除いてパッとしません。これはまた別記事にするつもりですが、経済成長と株価指数の相関性がある国というのは意外と少ないのは知っておいていいでしょう。

 

 給与にもよりますが、節税枠程度の投資であれば、アセットの集中はリスクではあるものの妥当性のある選択に思えます。

家族の投資への理解が薄い

 家族の投資への理解が薄いケースは弊ブログの質問者さんでも散見されます。しかし、これはある意味では僥倖です。多くの人が、投資を覚え始めるとポジションを大きくとりがちになります。大きく取ったほうがリターンが大きいと錯覚するのです。同時にリスクも大きくなるのですが、儲かっていると、このことに気づきません。

 

 今の相場はいきなり一括投資をして利益を取るには少々肝が座っていないと難しいです。逆張り投資家はこういう相場が得意で、大好きですが一般的な投資方法ではないですね。

 

 そういう意味では、節税枠をしっかり使い切りつつ、奥さんをじっくりじっくり説得してジリジリ投資額を上げていくというのが良いように思います。これは、これから投資を始めようとする人にとっては逆に良いことですね。

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 ご夫婦でじっくりお話をされ、キチッとしたエビデンスを示せる。これが投資額増額に向けての第一歩になりますね。無理をしないことですよ。ご質問ありがとうございました。

 

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Source: たぱぞうの米国株投資
投資の第一歩は節税枠を埋めることから

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